葉水って結構大事です

葉水とはその名の通り
葉っぱ、及び植物全体に水をかけることで
通常の水やりの補助的なイメージです
でも葉水をするって言っても
葉水に関してはいろいろと思うところがあるようです

葉が傷んだことあるんだけど大丈夫なの?

葉水ってなんかいいことあるんけ!?
などなど・・・
そもそも、通常の水やりのやり方って
「根元にたっぷりと水を与えましょう! 」
とよく書かれていますよね
なので

葉っぱにはかけなくてもいいよね
って思いますよね!
「水やりをする」だけ、なのでこの場合は正しいです
だからといって
葉っぱにかけるのは全面的にNG!
という発想にはなってほしくないのです!
水をかけることによって、傷んでしまいそうで抵抗があると思いますが
そこは、きちんとしたタイミングや方法で行えば
そこまで問題が出ることは早々にないはずです
何よりも葉水は、植物を健康に育てるためには欠かせないと言ってもよいと考えます

そ、それは・・ほんまけ?にいさん!!
ここから、葉水のメリットと方法について説明していきます!
目次
葉水のメリット
まずはじめに
葉水をすることで、どんなメリットがあるか見ていきましょう
葉水のメリット
・葉の乾燥を防ぐ
・ハダニを予防する
・植物体の温度を下げられる
(特に夏場、屋外に置いてるもの)
・葉についたホコリや汚れを洗い流せる
メリットだけ見ると
なんとなく葉水ってよさそうだな!
と感じてもらえるんじゃないでしょうか!
でも
今すぐに実践してやろう!というところまではいかないと思います
そこで
逆に葉水をしなかったら、植物はどうなってしまうのか?
についてもふれていきます!
葉水をしなかったらどうなるの?
基本的に、メリットの逆になります
葉水をしなかったら
・乾燥により、葉が傷んでしまう
・ハダニが発生しやすくなる
・植物体の温度が下がらなく暑さで枯らしてしまう
(特に夏場、屋外に置いてるもの)
・葉にホコリや汚れがついたまま
メリットを見たときよりも
なんか危機感迫るものを感じませんか?
ただこの時点でもまだ具体的にどうなるの?って感じなので
少々、深堀していきます
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空気が乾燥するとどうなるの?
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葉の色が色あせて、植物の生育が悪くなり
さらに乾燥を好むハダニが発生しやすくなる
植物には適度な湿度が必要です(中には乾燥を好むものもあります)
空気が乾燥した状態が続くと
葉の色が次第に悪くなり、植物の生育が悪くなります
特に、葉の薄いもの(シダ類など)は葉がチリチリになりやすいです
さらに、乾燥を好むハダニという害虫が発生しやすくなり
葉から栄養分を吸収され、植物の元気がなくなっていきます
室内で育てている植物は特に
冷暖房の影響で空気が乾燥しやすいので気を付けないといけません
また、夏場の外に置いてある植物も
暑くて乾燥しがちなので注意が必要です
逆に、湿度が高すぎてもよくないので
その場合は換気や風通しをよくすることで、負担を減らすことができます
参考までに
湿度が低すぎた場合、高すぎた場合の植物を図示してみました


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植物体の温度が上がりすぎると?
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生育が悪くなり
限界をこえて、高温になりすぎると枯れてしまいます
人間でいうところの体温にあたります
夏の暑い時期は植物も人と同様にその暑さに耐え忍んでいます
人が汗をかくのと同様に、植物自身の温度を下げるために
葉の表面の気孔から水分を蒸散し、温度を下げようとします
それでも限界があり、高温の状態が続くと枯れてしまうこともあります
そこで、葉水を行うことにより、温度を下げてやることができるのです
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葉にホコリや汚れがついたままだと?
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光合成や呼吸の妨げとなり、こちらも生育が悪くなります
特に室内だと外ほど風通しがよくないため、葉にホコリが溜まりやすいです
また、植物自体も光合成の影響等で分泌物を出すので
次第に葉がべとついたりして余計にホコリが付着しやすくなります
そうなってくると次第に生育が悪くなっていきます
部屋の掃除と同じように
こまめに葉のホコリを取ってやることが大事で
その際に、植物の様子もチェックもすることで
病害虫などにもいち早く気づくことができるのです
葉水をした方がいいもの
基本的に葉水が必要なものは
乾燥しやすい場所に置いてたり、ホコリなどの汚れがあるものです
葉水をした方がいいもの
・室内で育てている植物
特に冷暖房が効く場所に置いてあるもの
・湿度を好む植物(主に観葉植物)
・夏場の高温期の外植え植物
・外で雨の当たらないような場所においてある植物
・汚れやハダニが沸いているもの
ただ、気を付けないといけないのは
やみくもに葉水をやっても失敗の原因となることがあるということです
置いてる場所、日の当たるタイミング、植物の特性などを考慮しないといけません
例えば、直射日光が当たるときにすると、葉が傷んでしまう原因となりますし
乾燥を好む植物だと、枯らしてしまう原因になります
葉水のやり方の基本
必要な道具

葉水のタイミング
葉水のタイミングですが、水やりと基本的には同じです
夏場だと、気温が特に高い時間を避ける
冬場だと、気温が特に低い時間を避ける
といった感じです
後は、乾燥を防ぐ目的なら
できるだけこまめにすること、でしょうか
ただ、季節によっては
葉水のタイミングも変わるのでちょっとややこしい!
ということで、葉水のタイミングを表にしてみました

【注意】
・曇りや雨の時などは控えて様子をみるようにしてください
・シダ類などの葉の薄いものは、乾燥に弱いので記載の頻度よりもこまめに行ってください
葉水の方法

屋外では主に
・軒下のような雨が当たらない場所にあるもの
・夏場の日光の当たる場所に置いてあるもの
が対象となります
室内よりは風通しはよいものの、雨が当たらないので
次第に葉が汚れてくるためです
画像のように、葉の表と裏、特に葉の裏側を中心に葉水をします
ただ、夏場の高温時期に限っては
日光に当たる場所に置いてあるものにも
葉の裏から葉水をしておくと
植物体の温度を下げることができ、ハダニ対策にもなります
日中だと葉焼けの心配がありますので
日中を避けて、朝、夕に葉水をします
温度が下がる原理としては
葉に付着した細かい水滴が蒸発する時に
気化熱(水分が気化する際に必要とする熱)を奪うため
植物体の温度が下がることになるのです
ついでに床への打ち水も行っておくとなおよいです
打ち水も水やりと同様に日中は避けましょう

室内では、屋外のようにホースを使えないので
霧吹きで、葉をぬらしてやります
特に、床をぬらしたくない場合は
湿らせた布などで拭くのも、汚れを取れるのでよい方法です
ときどき、植物全体の汚れをまとめて落とすために
屋外へ鉢を持っていき、植物全体にたっぷり水をかけるのもよいでしょう
冬場の注意点
観葉植物のような寒さの苦手な植物は
気温の低い時期に葉水をすると、葉が傷む原因となります
水道水は冷たく葉を冷やしてしまうので
室温に戻した暖かい水を使用しましょう
これは冬場の水やりと同じですね
ハダニについて
乾燥した環境下では、植物の大敵、ハダニも発生しやすくなります
特に葉の裏側に多くいます
このハダニには葉水が効果的なのです
ハダニはもともと水を嫌いますので、ハダニを発見したら
霧吹きなどで葉裏に水を散布し、ハダニを退治しましょう
(できれば洗い流す方がよい)
ただ、ハダニはクモの糸のようなものを張り巡らせるので
水だけでは落ち切らないことがあります
その場合は、湿らせた布などでふき取りましょう
その後、ハダニ対策の薬剤などを散布しておくと確実です
葉からも栄養を与えられる!?

え!?肥料は根からしか無理じゃないの?
と驚かれると思いますが
植物の葉からでも、微量ながら栄養分を吸収することができるのです
さらにいうと、茎からでも吸収できるようです
葉から肥料を与えることを葉面散布と言い、追肥のようなイメージです
葉面散布は主に以下のような場合に行います
葉面散布をした方がよい場合
・根が弱って肥料を正常に吸収できない場合
・土壌の状態(特に酸度)が適正でなく
果実などに影響が出ている時
・葉色が悪い場合
・水耕栽培をするとき
・植物の健康維持
葉面に散布された肥料分は、孔からすぐに吸収されます
(孔というのは葉に空いている目に見えない小さな穴のことです)
特に葉の裏に孔が多く存在してるので
葉の裏側から散布する方が効果的です
例として、次の画像のようなスプレー剤も出ていたりします

商品の種類により、効果や与える頻度が異なりますが
定期的に与えるとよい効果が得られます
この機会に葉水を取り入れてみては?
ここまで、葉水についての説明をしてきましたが
葉水は、室内の植物だけでなく
屋外の植物にも有効であるということが
ご理解いただけたのではないでしょうか
しかしながら、やはりネックなのは
空気中の湿度によって生育に影響が出てしまうことでしょうか
「今日はジメジメしてるな~」
「今日は乾燥してちょっと痒いな」
と、自分の感覚で葉水をするかどうか判断するのもありですが
温湿度計を植物の付近に置いておくと
現在の湿度が目に見えて判断しやすいです
どの場所にある植物にも言えることですが
こまめな手入れをすることで
乾燥対策、害虫の早期発見など
長い期間、植物を健全な状態を保つことができるのです


