庭の日当たりと環境

植物の生育に必要なものと言えば
真っ先に思いつくのが…

もちろん、水だね!水やりはよくするしね~
あるいは、定期的に与える…

肥料だね!植物の養分だもんね!
他にも、生育に必要なものは
土壌、風通しなど
たくさんありますが
その中でも、案外重要な
日当たりに
注目していきたいと思います!
日当たりは植物を健全にする
植物は光合成を行うために
光のエネルギーを使い、養分を作り出します
植物の種類によっては
光が不足すると光合成が満足にできず
うまく生長しない原因の1つとなります
日当たりは場所により違う
とはいえ
1日中ずっと日当たりのいい場所なんて
自宅周りでは限られてきます
畑のような広い場所じゃないと難しいのではないでしょうか?
土は改良できますし、水やりは加減できますが
日当たりの加減は
周りの地形、隣の家、自宅の大きなどに影響されるため
なかなか調整できません
となると
家の周りの日当たりの状況をできるだけ正確につかみ
場所に応じて、植物を植え分ける方法をとるのが得作です
基本的な日当たりの特徴

ここからは、家周りの一般的な特徴を紹介します
北側
建物により大きな日陰ができるため、日当たりが少ない
日陰に強い植物を選ぶ必要がある
鉢植えなら、時々移動して日を当てると花付きがよい
南側
一日中、日が当たりやすく、最も、日当たりが良好な方角
日当たりを好む多くの植物が育てられる
ただし、夏の強い日差しや高温時には
水やりを朝と夕の二回にしたり
気温の上がる日中は水やりを控えるなど注意が必要
東側
午前中は日が当たり、午後は陰りやすい
ほどよい日当たりが得られる半日蔭
暑さや夏の強い日差しが苦手な植物が向いている
西側
午前中は日が当たりにくいが、午後は日が入る
半日蔭を好む植物が向いている
夏の西日が強烈なので、植物によっては遮光対策が必要
このように方角によって日差しの当たり具合が違うので
育てられる植物、育ち具合にも影響します
また、植える場所によっては
午前と午後とでは
日の当たり具合が違うので
注意する必要があります
基本的な日当たりの特徴は必ずしも適応されない

え?どういうこと?
いきなり言われたら、そうなるのも無理ありません
ただ、先ほどの基本的な日当たりの特徴は
家の周りに遮るものが何もない場合を想定しています
通常は、自宅のすぐ横に他人の家が隣接していることが多いです

つまりは、壁や塀があるということだね!
壁や塀のような遮蔽物があるということは
日陰ができる
ということになります!
『家の東側に朝に日が当たると思って植えたけど、朝に日が当たらなかった…』
といったことが起こりえます
遮蔽物があった場合でも
北側、南側に関しては
一日を通して、基本的な日当たりのままですが
東側や西側に関しては
大きく太陽の位置が変わるため注意が必要です
ここで!
東側西側の
午前と午後の日当たりを図示したもの
をご覧ください


家の近くに植えたものは基本的な日当たりの特徴通りです
家から少し離れた場所に植えたものはどうでしょう?
塀の近くのものは陰となり
家の近くと、塀の近くでは
日当たりが真逆になっています
遮蔽物があることで
東側(西側)に植えたのに
西側(東側)の日当たりと同じ
となっているのです
日当たりの考え方
そこで、庭の日当たりを「〇側」ではなく
「〇向き」
と考えることをおすすめします
「〇向き」というのは、植物の向いている方向です
植物の向いている方向というのは
植えた場所近くの壁や塀に対して逆の方向です
(先ほどの図の矢印方向がそれにあたります)
「〇向き」と考えることによって
基本的な日当たりの特徴通りになります
これにより、冒頭にあった
「東側に植えたのに、朝に日が当たらない」
などのことは減らしていけるはずです
植える環境を把握
今回は方角による日当たりの違いや
特に、〇側、〇向き
というちょっとした違いについて取り上げてみました
正直、細かいことなのですが
やはり、意識しておくと
人にわかりやすく庭の状況を伝えられたり
書籍などの理解がしやすかったり
庭に植物を植える際の判断材料にもなりえる、と考えるのです


