【初心者向け】このコツで植物がよろこぶ!水やりの基本


水やりって水をやるだけでしょ?
何が難しいことあるの?
たかが水やりと思いますが
意外と水やりで失敗する人が
多いと言われています
気温、土、置き場所、植物の種類など
それらの違いによって
適切に与え方を変えることが
失敗を防ぐポイントとなります
この記事では
基本的な水やりの方法を
わかりやすく解説していきます!
水やりの基本がわかれば
園芸上手へ一歩前進です!
目次
水やりの基本中の基本
水やりの際の大原則は
「土の表面が乾いてから」
「鉢底から出るくらいたっぷり」
これが、基本の水やりです
よく聞いたことがあると思いますが
それだけ大事なことなのです
「土の表面が乾いてから」とは
表面が乾いている状態というのは
土の表面が白っぽく
手でさわってサラッとしている状態です
こちらの画像をご覧ください

写真(左)は乾燥した時
写真(右)は水やりした後です
写真(左)の土の見た目では正直
白っぽい・・・かな?って感じで
一見、まだ乾ききってないようにも見えます

じゃ、今日は水やりいらないか!
となるかもしれませんが
乾いてるかどうか確実に判断するために
土を触るようにしましょう
土がサラサラして、湿り気を感じなければ
乾いていると判断できます
この状態が水やりのタイミングです
水やり後は、写真(右)のように
土の色が黒っぽく変化します
何度か水やりして慣れてきたら
乾いているときと湿っているときの
土の色がわかってくるので
土を触らなくても判断できます

水やりは少し手間だし、常に湿らせといたら楽じゃないの?
そう思うのもごもっともですが
残念ながらそうはいかないのです!
湿った状態が続くと
生育に影響が
出てきてしまいます!
鉢内が常に湿っていると?

※ただし、植物の中には
常に湿っている状態を好む植物もあります
根は水を吸うだけではありません
呼吸もしています
常に湿っていると…
呼吸ができなくなり
いわゆる酸欠状態に!
その結果
根腐れで植物が弱ります
またこのような状態では
根が正常に発達できてないので
長いこと湿った状態だったものが
急に、乾燥状態が続く状態になってしまうと
大変なダメージを受けやすいです
夏場の日中などは特に
鉢内の温度が
余計に上がりやすく
蒸し風呂状態になります
こちらも根腐れをおこし弱っていきます
よくある失敗
「必ず毎日1回以上
きちんと水やりしているのに
枯れてしまったよ」
という場合です
おそらく、ペットを可愛がるように
水やりをしすぎてしまった
と考えられます
乾いていなくても水やりをして
その結果、湿った状態が続き
根腐れをおこしたと考えられます
植物を健康に育てるなら
乾湿のメリハリが大事です
「鉢底から出るまでたっぷり」とは
水やりをしてから

表面が湿ってるし大丈夫だね!
と、思っているそこのあなた!
本当に大丈夫なのでしょうか?
鉢の内部まできちんと
水が浸透しているといえますか?
表面が湿る程度の水やりは
ただの「水かけ」です
鉢底まで水が浸透せず
土の表面から水分が蒸発するだけです
水分が足りず、植物が萎れるかもしれません
水をやるときは、中途半端な水やりではなく
鉢底から水が出ることを確認できるまで
たっぷりと水をやりましょう

水やりには
単に水を供給するという目的だけでなく
老廃物を洗い流し
新鮮な空気と入れ替える
という役割もあるのです
一番好ましい水やりの時間帯とは

通常、水やりは午前中に行います
日が昇り始め明るくなってくると
鳥たちが元気に飛び回り始めます
同じように
明るくなると植物も活動を始めます
日が出ている間の植物は
生長するために光合成や呼吸を活発に行い
水分を多く使います
そのため
活動が始まる午前中に
水を与えることが好ましい
のです!
季節による管理の違い
前述したように
午前中に水を与えるのが基本ですが
季節に応じ
気温や植物の生長速度が変わるため
水やりの方法を変えないといけません
春、秋などの気温が安定している時期は
基本の方法で問題ないですが
夏や冬は特に気を付けないといけません
夏の水やり

夏と言えば…
気温が30℃を普通に超えてくるような時期
最近は37℃とか余裕で超えてきます
そんな夏の水やりには
特に注意が必要となります


乾燥が早いので
水を与える回数が自ずと増えます
朝の水やりに加え
場合によっては夕方にも必要です
植物がしおれるほど乾燥してしまった場合
2回以上水やりしましょう!
鉢土全体がカラカラになってしまった場合
バケツに鉢ごとつけるのも有効です
そうすることで確実に
鉢内に水を行きわたらせることができます
冬の水やり

多くの植物が休眠期に入るため
水やりの回数は減ります
同時に私たちの負担が減る時期でもあります
だからといって
植物の確認も怠らないようにしましょう!

冬場は寒いため
日が昇り気温が上昇した午前中に与えます
早朝や夕方に水を与えると
冷えて根に大きな負担がかかります
冬の水やりのタイミングは
土の表面が乾いた後
2,3日待ってからが
ちょうどよいとされていますが
植物によって乾き具合は違うので
葉がしおれてきたときなどは
速やかに水やりを行います
もちろん、水をやるときは
鉢底から出るくらいたっぷり
をお忘れなく!
水やりの注意点
花の上から水をかけるような水やり
ドラマやアニメでの水やりシーンでたまに
「花の上から水やりしてるやん!」
と思うことがよくありますが
基本的には花にかからないように
根元に水をやるようにした方が無難です
花に水がかかると傷みやすいので
あまりよくないとされてます
植物によっては傷みにくいものもありますが
やはり、株元に水やりが基本です
受け皿に溜まった水
鉢の下に受け皿を置いている場合
忘れがちなのが
受け皿に溜まった水です
水やり後は
受け皿の水を
必ず捨てるようにしましょう
受け皿の主な使用場所は
床を汚したくない場所(室内、ベランダ等)
鉢底から流れ落ちる水を鉢皿に溜めることで
床に水が落ちるのを防ぎます
鉢が水につかった状態だと
土もずっと湿った状態となり
乾きが悪くなり、根腐れの原因となります
気温がある時期は
ボウフラがわく原因ともなるため
気を付けましょう
その他の水やり
留守中の水やり

2、3日家を空けるけど
植物の水やりどうしよう…
ということが出てくるかと思います
ポイントとしては
いかに乾きにくくするか?です
冬なら対策は
それほどしなくても問題ありませんが
暖かい時期に関しては対策が必要となります
主な対策
・日陰に移動する
・土の表面を
湿った水ゴケなどで覆う
・二重鉢にする
※二重鉢とは、植物を植えた鉢を
大きめの鉢にそのまま入れることです
鉢に熱の影響を受けにくくできます
・自動水やり機を利用
ペットボトルを利用したものから
水道に取り付けるタイプのものまで様々です

受け皿に水をためる方法って
簡単そうだけど?
受け皿に水をためて鉢を入れ
底面給水させる方法ですが
根腐れの心配があるので
1日程度留守に場合のみに
とどめておきましょう
留守中は
いかに水が湿った状態をキープできるか?
なおかつ
根腐れしないように工夫が必要となります
室内の植物の水やり
室内の植物も、外で育てている植物と同じく
乾いたらたっぷり!
という水やり方法ですが
それに加えて
葉水(ハミズ)
をすることをおすすめします
葉水とは
霧吹きなどで、葉に直接水をかけることです
葉に水をかけることで
たまったホコリをきれいにする
と同時に
植物の乾燥を防げます
また
乾燥が好きなハダニという害虫を
予防する効果もあります
室内では外に比べたら
風通しがよくありませんので
どうしても
葉にホコリがかぶりがちになるので
定期的に
葉水をするのが好ましいです
地植えの植物の水やり
地植えにしたら
水やりは必要ないと思われがちですが
植えつけ直後から
根が活着するまでは
乾かさないように
水やりが必要です
根をしっかり伸ばすにつれ
水やり回数も徐々に減らせますが
晴れの日が続いた時や
植物がしおれそうな時など
天候や状態を確認して
適切に水を与えましょう
ジョウロを使いこなそう

水やりでお馴染みのジョウロですが
ぜひとも
知ってほしい使い方のコツがあります!
それは水流を調整することにあります
先端を使い分ける
ジョウロの先端についているのが
ハス口(はすくち)といい
ハス口を
上に向ける、下を向ける、外す
などすることで
水の拡散面積や水流の強弱を
変えることができます
これにより
植物の生育段階、種類に合わせて
使い分けることができるのです
次にそれぞれの特徴をまとめました
参考までに



植え付けたばかりの小さな苗の場合
ハス口を外したまま水やりすると
水の勢いが強すぎて
苗が倒れたり折れたりしてしまいます
なので
弱そうな苗の場合は
ハス口をつけて上向けにし
柔らかい水量にして水やりする
といった使い方をします
決して、今日の気分でつけたり
外したりするものではないのです
余談ですが
ハス口を `はすろ` と
読み間違いされることがありますが
`はすくち` が正しいので気を付けましょう
水やりは経験が必要
「水やり3年」とも言われるように
水やりは奥が深いです
水やりの基本はまず
その日の天気や気温のチェック
から始まります
その後、土の乾き具合を確認し
水をやるかどうかの判断をします
知らない植物を初めて育てる場合は
まず最初にネットや本などで
植物の特性を調べることが大事です
植物の数だけ
水やりの方法も様々となるのです
とはいえ、ある程度種類を育てれば
なんとなくでも
水やりの加減がわかるようになりますよ


