【園芸初心者向け】意外とやりがち?NGな肥料の使い方

意外とやりがち?
NGな肥料の使い方

ガーデニングを始めてみたけど
植物をなんか枯らしてしまう・・・

これにはいろいろな原因が考えられます

病害虫はわかりますが
実は、日々の管理方法で
ミスをしている可能性があるのです

この記事では
園芸初心者さんが気がつかない
肥料に関するNGな使い方について
焦点をあてていきます

この記事でわかること

・植物を枯らしやすい肥料のやり方と対策

肥料のミスはさまざま

「肥料をあげるだけなのに
そんなにミスってあったっけ?」

と思われるかもしれませんが

肥料をあげるといっても

そのままばらまいたり…
土に混ぜ込んだり…
液体肥料をあげたり…

など
方法やタイミングも
いろいろありますので
その分だけ間違いも出がちです

次から事例と共に紹介しますが

「え!これだめなの!?」
っていうものがなければ幸いです

ケース① とにかくたくさん与えちゃう!

トリイさん

この植物かわいいな~
よーしよしよし
肥料をもっとあげるからね~

肥料をあげること自体は
間違っていませんが

いくらかわいいからといって

となります

人間でも食べ過ぎると
体にいろいろな影響が出てくるのと
とても似ています…

たくさんがダメなわけ

大量の肥料を与えると
肥料の濃度が濃くなってしまい

根の水分が奪われて
しまうのです

これは一般的に

といわれます
 
また濃度が濃い状態が続くと
土の中の生態系が崩れ
有用な微生物が減り
病原菌や害虫が増えてしまう

その結果、植物の生育が悪くなって・・・

ということが起こりえるのです

対策として

肥料は適当に与えるのではなく

肥料袋に記載の分量を
確認して
正しく使うこと

これが鉄則なのです

肥料を大量に与えることは

にしてしまい
植物に悪影響をもたらします

何事もやりすぎはよくないのです

ケース①まとめ

・肥料袋の説明に従って用法容量を守ろう

ケース② 植物に近づけすぎた

トリイさん

植物から遠いと
効かなさそうだな~

なるべく茎にくっつけて
肥料あげたら効くよね!

植物が動けないので
なるべく近くに肥料を置いたら
効きがよくなりそう!

一見、悪くなさそうですが…

近いのがダメなわけ

ケース①と同様に

肥料焼けの症状

になります

肥料に触れた部分から
水分が奪われていくのです

ですが

対策として

肥料を後からあげるとき
つまり
追肥のときは

鉢の縁沿いに置くなど

できるだけ
植物から離して肥料を置く
ようにしましょう

とはいえ
元肥用などの記載がされた肥料は
事前に土に混ぜ込んでおき
根に直接触れさせることで
効果が出る肥料です

このような肥料もあり
必ずしもすべての肥料で
障害が起こるわけではないですが

やはり

離して肥料を置く

ということは徹底したほうが無難です

ケース②まとめ

植物からできるだけ離して肥料を置く

ケース③ 逆にずっと与えない

トリイさん

植えた土に元肥用って
書いてあったから
もう肥料いらないよね!

チドリさん

その辺に植えてある植物も
勝手に育ってるから
肥料なくていいやろ!

このように
肥料への認識は様々ですが

根底にあるのは

「植物は肥料がなくても育つのでは?」

という誤解からきているのではないでしょうか

肥料をあげないとダメなわけ

まずこれだけは言わせてください!

肥料は
人間でいうところの
ご飯です

植物たちも食事をしないと
大きく成長できません

植物は光合成をして
栄養を作り出すことが
よく知られていますが

しか作り出せてません

なので
肥料をあげることはとても大事なのです

対策として

元肥用と記載でも安心しない

元肥用と書かれた土ですが

多くの場合

効果が続くのは
植物を植え付けてから
約一ヵ月ほどの期間のみになります
※中にはもっと長く持続する商品もあります

つまり

元肥というのは基本的に
植物の生育初期を助ける肥料
となってます

その後は追肥という形で
肥料を与えないと大きく育ちません

鉢やプランターなどの
限られたスペースのものは
なおさらなのです

植物は勝手に育つけど

空き地などに勝手に生えてくる雑草は
とても強健でいつの間にか
大きくなっていますよね

だから、植物は放っておいても
勝手に育つって思います

私たちが園芸で栽培する植物も
放っておいても
ある程度は育ちますが

そのため
私たちがフォローしてあげないと
正常に生育できないのです

ケース③まとめ

・元肥入と記載された土の多くは肥料効果は約1ヵ月
→効果が切れるころに肥料を与えよう

・園芸植物は放置せず世話してあげよう

ケース④ 有機質肥料をあげてすぐに植えた

トリイさん

油かすや鶏ふんを
まいたばっかりだけど
植える時期が遅れるから
植えちゃおっと

有機質肥料を使った後
時間がないので
すぐに植えつけたい!

そんな気持ちもわかりますが

そのはやる気持ちが
落とし穴となるのです

有機質肥料を知ろう

まずは
有機質肥料の性質がどんなものか
おさらいしてみます

有機質肥料は
動植物由来の素材を使った肥料です

  • 油かす
    →大豆やナタネなどの搾りかす
  • 鶏ふん
    →鶏のふん

これらの肥料は土に混ぜてから
効果が出るまでに時間がかかる
ことから
遅効性肥料と言われています

ここで気になるのが

なぜ時間がかかるのか?

です

時間がかかるわけ

有機質肥料は
そのままでは植物が吸収できない
です

土の中の微生物などによって
肥料の分解されてから
ようやく植物が吸収できるのです

有機質肥料の効き方イメージ

分解に時間がかかるので
効果が出るのが遅くなるというわけです

すぐに植えたいけど…

そこで
今回のケースの
有機質肥料をまいてすぐに植えた
ということでしたが

分解の過程でガスが出る
ので避けるべき

という結論になります

植物の根がガスに触れると

となってしまうとされており

有機質肥料をまいて分解が終わるまでの
約1ヵ月は植え付けない方がよいのです

対策として

有機質肥料を使うとき

有機質肥料を使う時は
まいてから約1ヵ月待たないといけないので

植物を植える日に合わせて
事前にまいておく必要があります

すぐに植えたいときは…

有機質肥料を使ってから
すぐに植えたい場合は

発酵済みの肥料

有機質が配合された肥料

のような
分解の過程が終わっている肥料
使用すると安心です

もしくは
化学肥料などの肥料も検討します

鉢やプランターに使っても…

鉢やプランターで
油かすや鶏ふんなどの
有機質肥料を使うことは

とされています

肥料焼けも心配ですが
何よりも分解中は

したがって
鉢やプランターでは使う肥料は
前述のような

発酵済みの肥料や
化学肥料など

なら
安心して使用できます

追肥としてやりたいけど

有機質肥料はその性質から
土に混ぜ込んでおかないと
効かない肥料です

そもそも
まいてからすぐに
肥料を効かせるために与えるのが
追肥の役割です

よって
途中で追肥として与えても

と考えられます

有機質肥料は元肥専用
とらえましょう

ケース④まとめ

・有機質肥料は元肥向き追肥には向かない
→効果が出るまでに時間がかかる

畑や菜園などの広い場所での使用に適している
→鉢やプランターには向かない

・有機質肥料の商品によっては発酵済みで
 鉢などにも安心して使えるものもある

ケース⑤ 弱ってる植物にあげた

トリイさん

植物がなんか元気ないような気がする
肥料あげるから
元気になれ~!

大事に大事に育てている植物が

とつぜんに
しおれて元気がなくなることがあります

元気がない=栄養が足りない

と思って

早く元気になってほしいと
肥料をあげるようです

弱ってるときに肥料って…

ここはまず
人間が弱った時を例に考えてみましょう

一般的に風邪をひくと
体がだるくなって
食べ物が喉を通りにくくなりませんか?

そんなときは

お粥のような柔らかいものや

リンゴをすりおろしたものだったり

体にやさしいものを
好んで食べます

そんなときに
ステーキとかハンバークのような
ガッツリした料理
食べたいと思いますか?

通常は食べるのが難しいと思います

無理やりにでも食べたら
余計に調子が悪くなりそうです


植物の元気がないときも
同じようなもので

という状態になっている場合が多いです

ここでいうガッツリした料理とは
まさに肥料のことです

元気な植物なら大丈夫な肥料でも

元気のない植物に
やみくもに肥料を与えると

弱っている植物に対して
肥料を与えることがよくない
とされてるのは
このような事情のためです

対策として

肥料を与えられないなら
指をくわえてみているしかできないのか?

いえいえ!できることはあります

与えるとすれば

活力剤なら

元気にできる可能性があります

活力剤と肥料は同じだと
思われがちですが別物です

活力剤は
我々の生活の中では

サプリメント

にあたります

サプリメントは
ビタミンとかを摂取することができますよね!

活力剤にも
ビタミンやアミノ酸などの成分が
配合されており

植物が元気のないときに与えると

☞根のはりをよくする
☞病気への抵抗性を高める

といったような

植物の成長を補助

してくれるのです

ただし
弱っている原因にもいろいろありますので
これをやったら確実に復活
ってことはありません
(例えば根腐れの場合
水やりすると土が乾かないので
余計に悪化します)

活力剤を与えるのは
あくまでも選択肢の一つとして
とらえてください

ケース⑤まとめ

・肥料は与えない

・活力剤は与えることができる
→植物の成長を補助する役割

ケース⑥ 夏や冬の休眠期にあげた

トリイさん

あれれ?
なんか枯れてきたな~
肥料あげるから
元気になれ~!

育てていて
いつの間にか枯れてきたら
焦りますよね💦

しかしながら

枯れる=調子が悪い

と判断するのは
少し早いかもしれません

ただ眠っているだけかも?

「眠っているってどういうこと?」

と思われるかもしれませんが

植物の中には

厳しい時期を乗り越えるため
植物体への余計な負担を減らすため
活動を停止するものもあります
(休眠状態になってる)

植物の気持ち的に

「地上部はいらねぇな」

根だけの状態になっちゃうのです

一般的にそれらの植物は

多年草または宿根草

と言われています

地上部が枯れるのは

自然の摂理

ともいえます

そのような休眠状態の植物はもちろん

活動も停止しているので
肥料をあげても吸収しません

休眠中の植物への過剰な肥料は

ので注意しましょう

対策として

休眠中は肥料をやらない

というのが対策となります
むしろ放っておいてもいいくらいです

とはいえ
もし枯れてきた場合
病気なのか?とも思っちゃいますが

時期が来たから枯れただけ
なのかもしれません

まずは冷静になって
枯れてきた時期を
確認してみる

ことをおすすめします

暑くなり始めてませんか?
寒くなり始めてませんか?

そのうえで
辞典などで植物の花期なども
今一度確認してください

それは
多年草または宿根草
ではなかったですか?

ケース⑥まとめ

・休眠中は肥料を与えない

・休眠する植物か確認する

使用時は正しい方法で

NGな肥料の使い方をご紹介しましたが

思い当たる箇所はあったでしょうか?

肥料をあげるといっても

自身の感情や思い込みで

あげてしまうと

使う肥料の性質を理解して

特にあげる量が多いと影響が出やすいので
肥料を使う前は

パッケージの説明を読み
使用量を確認する

育てている植物の
性質を理解する

など
基本的なところを
少しづつでも抑えていれば
グッと枯らすリスクは減らせるでしょう